ビットコインやイーサリアムなどと肩を並べる仮想通貨としてリップルが有名です。
リップルは2017年からの1年で500倍以上に高騰した実績があり、数多くの投資家が今後の価格に注目しています。
そんなリップルの今後について気になっている方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと今後リップルの価格は上昇していく可能性が非常に高いです。
この記事ではリップルの価格上昇が期待できる3つの理由を紹介していきます。
仮想通貨リップルとは?その特徴を分かりやすく解説!
リップル(XRP)は分散型台帳技術であるブロックチェーンを用いたデジタル通貨です。
分散型台帳技術とは?
中央管理者が存在しない分散されたネットワーク上で、同じ台帳(データベース)を各参加者が管理・共有することができる技術を指す。
リップルの最大の特徴は国際送金や決済の分野において高速かつ低コストな取引処理が可能だということです。
一般的な銀行の国際送金には数日から数週間の時間がかかり、手数料も高額です。
しかし、リップルを用いることで送金時間を数秒から数分に短縮することができ、手数料も非常に安くなります。
その高い技術が認められリップルは銀行や金融機関との提携を積極的に進めており、実際に多くの金融機関がリップルの技術を採用しています。
こういった理由からリップルは国際送金や決済市場において大きなポテンシャルを持っている通貨として注目を集めています。
リップルの価格上昇が今後期待できる3つの理由
すでに大きなポテンシャルを持っているリップルですが、今後さらに価格上昇していく可能性が高いです。
ここではその理由を3つ紹介していきます。
理由①リップルがEVMを導入した
EVMとは「イーサリアムが開発したブロックチェーン上でスマートコントラクトを実行するためのシステム」を指します。
スマートコントラクトとは管理者がいなくてもある条件が揃えば自動的に取引を成立させられる機能です。
スマートコントラクトはネットワーク上の自動販売機をイメージすると理解しやすいかもしれません。
例えば、ある商品に対してスマートコントラクトを使用して「1万円18歳以上」という条件を設定したとします。
その条件を満たしている人が商品にアクセスし購入ボタンを押すと自動的に商品が購入者の手に渡るシステムです。
一方、17歳以下だったり1万円を持っていなかったりする人が購入ボタンを押しても購入が成立しません。
こういったことが自動でできるので管理者を置かずとも、自動的に取引を行ってくれるのがスマートコントラクトの大きな特徴です。
またスマートコントラクトには一度行った取引は取り消すことができず記録が永久に残るという特徴があります。
この特徴により不正行為があった場合でも、ほとんどの場合その摘発が可能になります。
そのため管理者がいなくてもスマートコントラクトに取引を安心に任せることができます。
スマートコントラクトを実行できるEVMは今後のブロックチェーンにとって非常に重要なシステムとして今、注目されており、さらにEVMを導入しているブロックチェーン同士も互換性が生まれるという特徴もあります。
つまり、リップルがEVMを導入するということはイーサリアム全体と互換性を持つという意味になります。
これが実現すれば世界全体をリップルネットワークで繋ぐことができるので、リップルの価格も非常に高騰しやすくなるでしょう。
理由②メタバース分野でも開発が進んでいる
現在、リップルは独自のブロックチェーンルートネットワークを使用し、異なるメタバース空間でも互換性を確保することを目指しています。
具体的には、あるメタバースのキャラクターが他のメタバース間を移動したり異なるメタバース間でアイテムを移動することができるようになることを目指してい ます。
将来このプロジェクトが実現したらリップルがメタバースを代表するネットワークになってもおかしくありません。
また、その際にリップルが得意とする決済機能も活躍する可能性が高いです。
メタバースの空間では、今の私たちの日常生活と同じように様々な商品が売買されます。
リップルはビットコインや日本円、ドルなど様々な通貨と低コストで取引をすることが可能なので、メタバースで買い物をするユーザーの多くはリップルを保有する可能性があります。
そうすれば必然的に価格も上昇していくことが予想できます。
理由③ステーキング機能の実装で稼げるようになった
今までリップルにはステーキング機能が存在していませんでしたが、EVMを導入したことでついにリップルでもステーキングが可能となりました。
ステーキングとは?
ステーキングとはステーキングプールに仮想通貨を預けて利子を得るシステムです。
銀行の定期預金と同じようなものだとイメージしてもらえれば大丈夫です。
今まではリップルを長期保有していてもあまりホルダーにメリットがありませんでしたが、ステーキングが実装されることによって安定的に利益を享受できる環境が整ったということです。
リップルはこれから価格上昇が期待できる通貨なので、このステーキングサービスを利用して長期的にリップルを保有するホルダーも増えるはずです。
ホルダーが増えれば必然的に価格も上昇していくので長期的な視点で考えた場合、リップルは保有しておくべき通貨でしょう。
リップル訴訟問題が価格の明暗を分ける可能性アリ
ここまでリップルの価格上昇が期待できる3つの理由を紹介しました。
非常に好材料が揃っているリップルですが実は1つだけ大きな問題を含んでます。
それがリップル訴訟問題です。
実はリップルはSECから「投資契約」に当てはまるとして訴訟を受けています。
投資契約に当てはまると、有価証券として認められてしまい仮想通貨取引所での売買ができなくなります。
そういったことが原因で現在リップルを保有することをためらってしまっている人がいるもの事実です。
しかし、逆に考えればこの訴訟問題でリップルが勝利すればかなり爆上げが期待できます。
現在の訴訟状況ですがリップル社は「訴訟は非常にうまくいっている」と声明を出しているので、リップル社が優勢に働いています。
リップル社が勝つことを見越して今のうちから投資してみる価値は十分あると思います。
AI分析による2025年の予想価格
海外の仮想通貨価格予想サイトによるリップルの価格予想は以下の通りです。
- DigitalCoinPrice→0.79ドル(約105円)に到達
- TechNewsLeader→1.74ドル(約233円)に到達
- PricePrediction→1.76ドル(約235円)に到達
今後の価格上昇を見込んだポジティブな予想が出ていますね。
まとめ
この記事ではリップルの特徴や価格上昇が期待できる理由などを紹介しました。
- リップルは国際送金や決済市場において大きなポテンシャルを持っている通貨
- リップルはEVMを導入した
- リップルはメタバース分野でも開発が進んでいる
- リップルにステーキング機能が実装された
- リップルは現在訴訟問題で裁判中
非常に好材料が揃っているリップルですが、SECとの裁判問題がやはり足を引っ張っている状況となっています。
ただ、この裁判がリップルの勝訴で終わった場合、かなり高い確率で価格は上昇すると考えられるのでリップル関連のニュースは毎日チェックしておくと良いでしょう。
タイミングが良ければ大きな利益を稼ぐことも可能です。